初のフランス年末年始は、のんびり自宅で <ノエル>

フランスで初めてのノエル!

フランス1年目の年末は、まだ来たばかりだし、自宅で過ごすことにしました。Valenceの街中は一応イルミネーションや花火のイベントがあったりして賑やからしいが、私は仕事に疲れ、また夜に一人で出歩かない方が良い(Valenceの街の治安はちょっと心配)、ジレジョーン(黄色いベストのデモ)もあるし。。。ということで、本当にひっそり過ごしました。

皆さんだいたいは家族全員集合なので、12月に入った頃には、今年の孫のプレゼントは何にしようかな?とか準備に余念の無い様子。20日くらいからバカンスに入り、習い事も全ておやすみ。私はワインの年内出荷を21日終え、残務は全て年明けに持ち越すことを決めて、ノエルを迎えることにした。

ちょっとだけデコレーションしました

発泡スチロールのペンギン

例年は庭のモミの木に電飾を飾っていたらしいが、木はもう10m以上になってるし、私には無理。そこは何もしない。大型スーパーAuchanには膨大なノエルのデコレーションコーナーが。パパノエル(サンタさん)と白熊、ペンギンの人形が多く売られている。可愛いので早速購入し、使っていない薪ストーブの上に置いてみた。どうかしら?うん、これで十分。

ディナーはミシュラン1つ星レストランのテイクアウト

La Cachetteの前菜は、ソモンフュメ、フォアグラテリーヌ

Valenceで活躍する日本人シェフ伊知地さんのレストラン「La Cachette」がノエルにテイクアウトメニューを販売していると聞きつけ、早速予約。特にこの自家製ソモンフュメ(スモークサーモン)が絶品と聞き、2kgも注文した。正月にも食べたいし、残ったら冷凍してしばらく食べ続けようという魂胆。フォアグラも素晴らしい!貧血気味の私には、健康食品としても有難い存在なので、こちらも年末年始は毎日食べよう。

初のシャポンは絶品!

そして何と言ってもこのメインディッシュ!私、シャポンを食べるのは初めてです。クリスマス用に育成された大型の鶏で、フランス人にとっても贅沢品。この時期のレストランでしかお目にかかれないので、これまで機会がありませんでした。柔らかで上品な身質、そしてソースがまた素晴らしい。濃厚クリーミーなモリーユ茸たっぷりソースはついついパンも進んでしまう。あまりに美味しいので、購入した2人前のシャポンにソースは1.5人分だけかけて、残りは後日パスタで食べよう。

ノルマンディー産が高い

こんな感じで、24日の夜から年末の間はずーっと贅沢三昧。大晦日からは和食にスイッチする予定なので、30日はフランス食のラストってことで、オイスター三昧することに。ノエルから飲み続けているナチュールのペティアン(微発泡性ワイン)もバッチリ合った。食に関しては、本当に理想通りの生活が満喫できているので嬉しい。

来年はこの時期に一時帰国するつもりだが、La Cachetteのディナーだけは食べたいなぁ。ノエルの後に帰国しようかな?

最後に、ノエルの準備に、と22日(土)にチーズ屋さんへ行ったら店の外まで長蛇の列。ノエルまでは休まず営業するということだったので、諦めて翌日曜の午前中に出直したが、それでも満員。皆さん購入していく量がハンパない。これが無いとノエルを迎えられない!って感じで鬼気迫る雰囲気でした。

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