語学の悩み どうやったら話せるの?
日本でも大学で第二外国語でフランス語選択し、卒業後も時々フランス語教室に通ったりしてはいましたが、とにかく全然話せない。退社後も渡仏までの半年、それなりに勉強して見た。が、もちろんゼロでは無いが、知ってる言葉も、頭に浮かばず、話せない・・・。
英語も結構勉強したと思う。相手の話は大体わかるのだが、言葉を返せない。雰囲気、相づち打ったりして、喋れる風だが、頭の中は日本語しか浮かばず、それを翻訳しなきゃ!と焦るばかり。これはもう、頭の回路に欠陥があるんじゃ無いか、と思うくらい。
思えば、数多読んだ学習本や参考書は、「冠詞や時制のちょっとした間違いで、全然違う意味になったり、失礼な物言いになったりするので危険!」というような怖い脅しがいっぱいで、完璧に話さなければいけない、という強迫観念を植え付けるばかりでした。
そんなわけで、いっそフランスに住んでしまえば、話せるようになるんじゃ無いか、とこれから荒療治に挑んでみます。
ボランティア!フランス語教室
村の公民館CEPで、登録料15€、外国人向けフランス語教室が無料で開催されているので、そこに参加。本当は週2回なのですが、月曜日がピラティス教室と重なっているため、フランス語は木曜日の週1回だけに。先生は元教師などのベテランのシニアたち。皆さんとっても優しそう。
私の先生Françoiseは、大学で語学を専攻し、日本語と中国語も学んだ(けど喋れない)という頼もしい女性。先ずは発音練習に、とサイトを教えてもらいました。http://phonetiquedufle.canalblog.com/archives/2017/05/23/35314030.html
「特別」と「普段」の使い分け
今の所は、Marchéでスムーズに買い物して簡単な会話ができるようになりたい、という願いなので、食と買い物をテーマにして単語や会話文を教えてもらっています。「最近何を料理した?」との質問に、「J’ai cuisinè une ratatoiille.」と答えたら、「J’ai fait une ratatoiille.」と訂正されました。cuisinerだと特別に1回だけとか初めて挑戦した、という感じになるそうで、普段からやってるわ〜のニュアンスは動詞faireで表現。確かに、日本語でも「ラタトウィユを料理した」とは言わずに「作った」って言うもんね。同じ意味で「特別」と「普段」の単語の使い分けは、色々あるそうです。当然「普段」を身につけないと、フランス生活に馴染めない。こういうの、勉強になるな〜。
こちらに関しては、急な成果は出ないと思うので、ボチボチとレポートして参ります。日本から船便で送った教材、こちらも2−3ヶ月は覚悟とのことなので、まぁ気長にやります。