あぁ、時の経つのの何と早いことか。9月下旬に引っ越してから早8ヶ月。相変わらずフランス語はまともに喋れないけれど、何とか暮らしは溶け込んで来た気がする。最近の生活はこんな感じ。
月曜日:ピラティス教室、フランス語
火曜日:卓球サークル
水曜日:友達とフランス語と日本語の相互勉強
木曜日:ピラティス教室とフランス語
金曜日:水彩画、天気のいい日はペタンク
空いている時間は、家事と庭仕事。土日は、友達の家でゲームをしたり、映画に行ったり、行事に参加して見たり、とこれまた有難いことに色々と遊んでいる。フランス人たちは、特別なイベントか、出かけたついでに外食することはあっても、「飲みに行く」ということが無いので、お金はほとんどかからない。本当に皆んな質素な生活をしているのね。先日は日本人の友達の家に呼んでもらって、久々に昼から夜までワイン漬け、という飲み会を堪能したけど、こういうことしてるのは、おそらく日本人だけ。フランス人の友達の家に集まると、大人5−6人でカードゲームやボードゲームでガチで遊んで、その後、軽くアペリティフを飲んで食事。お酒はほどほどで、食後酒を飲んだとしても、デザートが主役な感じで、お酒はあくまで食のお供なのね。夜更かしはするが、健康的なのだ。
春以降に友達(70歳)の誘いもあって、ついつい習い事を増やしてしまった。が、これが超楽しい。卓球、水彩画、ペタンクも、全くの初心者なのだが、皆んな親切によく教えてくれる。ついでにフランス語の勉強にもなる(はず)。
卓球は定年組みの60ー80代の面々が集まり、週2回活動している。私は木曜日のフランス語と重なってしまっているので、週1回参加。昔、中学生の時に卓球部の姉に教えてもらったようにやったら、「アジアのグリップだ!そんなグリップでやってる人は今はいないよ。」とすぐに直された。飲み込みは早いので、それなりにラリーは出来るようになったが、ダブルスの試合は動き方が全然わからない。いい歳の大人たちが、本気のアタックや回転をかけてを打ってくるので、手も足も出ずに四苦八苦。それでも毎回、少しずつ進歩していると思う。
水彩画の方は、女性ばかりで、とても静か。一人だけベテランの男性が先生役で、色々とアドバイスや実演で説明してくれるので、初心者でも安心。和やかな雰囲気の中で集中するから、3時間があっという間に過ぎてしまう。そしてお互いの作品を皆んなですごく褒め合うのだ。テクニック、情感、色合い、構図、とにかくどこか良い所を見つけて、徹底的に大げさに褒める。そうしてモチベーションを高めたり、幸福感を高めるのね。良いことです。
初夏から秋には、卓球の仲間が屋外でペタンクをするのだが、これが水彩画と重なっている。水彩画はまぁ家で一人でも出来るけど、ペタンクはそうはいかないので、天気のいい日はペタンクに参加することに。使い古しの軽めのボールをお下がりで頂き、グラウンドへ行くための自転車も購入!ルールはネットで事前に調べて勉強し、初めてにしては先ず先ずのレベルで出来たと思う。ゴルフよりも簡単に出来るし、ゲームは面白いので、沢山いろんな技を身に付けて上手くなりたいな。
48歳にして、完全に隠居生活に没頭している。もっと静かに暮らすのかな、と思っていたけど、じっとしていられない性分なのね。まぁ体と頭を動かしてないと、本当にボケてしまいそうなので、これでちょうど良いのだろう。以上、近況報告でした!