プチ旅行(3日目・最終日)グルノーブル

 

マリーと空中散歩。

2泊3日のドライブ旅行もいよいよ最終。グルノールには一度きたことがあるけど、何にも観光しなかったので、今回は「シャボン玉」と呼ばれるロープウェイに乗ってバスティーユ城砦へ。

天気にも恵まれ、遠くアルプスの山々を眺めることができた。ここからモンブランも一応見える(小さいけど)。たったの15分でこんな異世界へ連れてきてもらえるなんて、ちょっとすごい。マリーも感激している様子。

空気がいいとビールもうまい!

風は強いが、売店でビールを購入し、絶景を眺めながらのんびり味わうことに。まだ午前中だから、こんなことしてるのは私だけね。

帰りもロープウェイに乗車し、楽々往復。徒歩でも行けるけど、時間も節約したいし、マリーを抱えて歩くのはしんどい。

サン・ローラン教会の考古学博物館へ

博物館の入り口。ん?閉まってる?

グルノーブルで見逃せないのが、古い教会をそのまま博物館にしたサン・ローラン教会。前日にネットで調べて、予習もしてあるし、お昼まではじっくり見学しよう、と張り切って来てみたら、扉がしまってる。おかしいな、昨日見た資料では今日は開館日のはずなのに…。扉をあけてみると、中にいた従業員のおばさんが「セキュリティの関係で今日は休館よ〜、明日また来てね。」だって。ものすごく残念そうに「明日は来れないんです。」と肩を落として引き返そうとしたら、おばさん、「ここからちょっと見えるから、いらっしゃい」と入場口まで進み、博物館の説明をし始めた。そして説明しながら、「うーん、ここからじゃ見えないわね。こっちへいらっしゃい。」とさらに見学コースの中へ。そして、「ちょっと入り口鍵かけてくるから、ここで待っててね。」と慌てて行った。再び戻ってくると、結局、見学コースを全部説明しながら見せてくれた。

地下聖堂が間近で見られる。

前夜に予習しておいて良かった。フランス語はほとんどわからないのに、マニアックな考古学単語は知ってたりするから、何となく理解できた。ビデオや説明図なんかも充実していて、助かる。修道士が石を運んだり大工仕事をしている様子を見て、そっか、修道院って、修道士が建設してたのね、と初めて知った。

全体が見渡せるスポットで、おばさんが「写真撮ってもいいわよ。フラッシュは焚かないでね。」というので撮影して見たが、暗くて全く映らない。おばさんに見せると、「やっぱりダメね。じゃあフラッシュ焚いて撮ってちょうだい。綺麗に見えるから。」え?いいの?じゃあ遠慮なく。それでも暗いけど、現場はこんな感じ。さらに別の角度から、「ここもフラッシュで撮影しちゃいなさいよ。」と仰るが、「さっき綺麗に撮れたからもういいです」と丁重にご遠慮しておいた。

何だかんだと貸切状態で30分以上は見学させてもらったかな。共同墓地やミイラが見所ではあるが、この古い建物自体がとっても魅力的。もっと勉強して、また改めて見学に来よう。おばさん、ありがとう!

車でお留守番していたマリーを連れて河辺を散歩してから、1時間ちょっとで無事帰宅。グルノーブル、案外近いんだなぁ。

以上で2泊3日、走行距離約500kmの旅が終了した。そして1週間後、スピード違反の通知と請求書が届いた。80km/h道路を86km/hで走行の6kmオーバーだって…。厳しいとは聞いていたけど、気をつけてたのに〜。すぐに払うと早割的な低価格になるので、速攻支払いました。これで完了!

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